外壁塗装・クラック、割れ補修工事

熊谷市にて外壁塗装工事のご依頼をいただきました!

 

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●外壁の劣化、ひび割れ(クラック)や割れなどが多く目立ち、藻カビ、色褪せもみっともないと思い、手遅れになる前にとご依頼いただきました。
それでは今回の工事の流れを紹介していきます。
 

 

既存フェンス

既存フェンス

既存フェンス

既存フェンス

既存フェンス

既存フェンス

既存フェンス

既存フェンス

既存フェンス

 

  
目次
 
1:足場組立
2:足場完成
3:洗浄
4:養生
5:下地処理
6:外壁下塗り ◎フィラーについて◎
7:外壁中塗り
8:外壁上塗り
9:付帯部塗装 ◎銅の塗装について◎
10:完工チェック
11:足場解体
12:引き渡し(完成)
  

1:足場組立

従来通り、初めに足場を組み立てていきます。
足場を立てる前に土間など元々破損していた場所はないかしっかりと確認し、施工中に破損したか判断できるように写真を撮りながら確認していきます。
今回は下屋根(1階の屋根)がありますので、外壁が塗れるように下屋根にも足場を立てていきます。
瓦や土間コンクリートにそのまま足場を立てると破損してしまいますのでピローと呼ばれるカバーを下に敷きます。※5枚目写真参照
 

足場組立

足場組立

足場組立

足場組立

足場ピロー

 

2:足場完成

足場が組み終わりましたら、その後、飛散防止のメッシュシートをかぶせていきます。
 

足場メッシュ

足場完成

足場完成

 

3:洗浄

こちらも塗装ではお馴染み、洗浄をしていきます。
外壁と塗料の密着をよくするため長年の土ぼこりをはじめ、外壁の藻・カビをしっかりと洗い流していきます。
 

洗浄

洗浄

洗浄

洗浄

 

4:養生

洗浄が終わり、乾きましたら塗らない箇所に塗料が付かないように養生をしていきます。
ペンキが付きそうな箇所には全て養生していきます。
窓養生、土間養生、玄関養生や下屋根養生とこちらの作業だけでも一日近くかかってきます。
 

養生

養生

養生

養生下屋根

 

5:下地処理

養生が終わりましたら、下地処理をしていきます。
下地処理とは鉄部であれば磨き作業や、ひび割れがあれば補修といった、塗装前の準備段階になります。
今回であれば、ひび割れ補修、コーキング処理、ボードの割れ補修等を行いました。
下地処理をしっかりとすれば一安心ですね!
 

割れ補修

割れ補修

割れ補修

コーキング

クラック補修

クラック補修

クラック補修

クラック補修

 

6:外壁下塗り

下地処理が終われば、塗装に入ります。
塗装は下塗り→中塗り→上塗りの3工程になります。
特別な要望が無ければ、3回より上回ることがあっても下回ることはありません。
今回はリシン吹付の外壁になりますので、「フィラー」と呼ばれる下塗りを使います。

◎フィラーについて◎
フィラーは目止めや埋めるなどの意味があり、細かなひび割れを埋めてくれたりなど下地調整材の役割を持ちます。
リシン壁等は多孔質でヒビが入りやすかったり、塗料の吸い込みが激しいなどの特徴があるためフィラーを塗布することでムラなくキレイに仕上がります。
もちろん密着力もしっかりと携えています。

 

外壁下塗り

外壁下塗り

外壁下塗り

 

7:外壁中塗り

下塗りが乾けば、中塗りに入ります。
中塗りでは選んだ色が塗られるので、中塗りから塗装している実感が湧いてくると思います。
 

外壁中塗り

外壁中塗り

外壁中塗り

外壁中塗り

 

8:外壁上塗り

中塗り乾燥後、上塗りに入ります。
中塗りより厚みが出て、より一層キレイに仕上がります。
 

外壁上塗り

外壁上塗り

 
外壁がこんなにも輝きを取り戻しました!
 

外壁施工前

外壁仕上がり

 

9:付帯部塗装

付帯部と呼ばれる雨樋や軒天井など外壁以外の塗れる箇所のことを指します。
これらも外壁とセットで塗装していきます。
お家によって様々な付帯部、形や長さ、太さ、材質が変わってくるため、よく確認して塗装していきます。
 
◎銅について◎
こちらのお家は、古風なタイプで破風板や庇、水切りなど銅を使われているため、銅の部分は塗装しません。
下地処理(磨き作業や下塗り材の選定)をしっかりとすれば塗ることはできますが、密着しにくく剥がれやすい傾向にあります。
また、銅には空気中の酸素や水分と反応して、緑青(ろくしょう)という保護膜を形成します。
この膜が内部の浸食を防ぐなどの役割を持つので塗装での保護は基本的には不要です。
時折、銅が昔は茶色かったのに青っぽくなってしまった。。腐っているのかな?とご相談を受けますが、ご安心してください。
前述したように銅は緑青、つまり時間とともに緑、青に変色していきますので、その風合いを味わえるのが銅の良いところになります。
 
例えると本革製品は使っていくと色に深みが出たり、馴染んでいくようなイメージですかね?
 
話は戻りますが、劣化が進行すると仕上がりがムラっぽくなることがあります。
今回は軒天井が吸い込みが激しくムラになったため、多く塗り重ねてムラの無い仕上がりとなりました。
どの部分もムラがなくなるようにキレイに仕上げていきます。
 

軒天下塗

軒天上塗り

雨戸下塗り

戸袋上塗り

雨樋中塗り

軒天施工前

軒天 仕上がり

軒天 仕上がり

雨樋施工前

雨樋 仕上がり

 
付帯部も新品のように輝きを取り戻しましたね!
 

10:完工チェック

塗料が乾いたら、足場解体前の最終確認に入ります。
塗り残しはないか、塗料が飛散していないか、破損はないかお客様にも確認してもらい、問題が無ければ足場の解体になります。
 

外壁仕上がり

外壁仕上がり

補修 完

補修 完

雨戸仕上がり

戸袋仕上がり

 

11:足場解体

チェックが終われば足場の解体になります。
最後の工程になりますので、ここでせっかく塗装した箇所を傷つけないように丁寧に解体していきます。
 

足場解体足場解体

 

12:引き渡し(完成)

解体が終われば、清掃になります。
ゴミがないか細かく確認し、問題が無ければ本当の完成、お引渡しとなります!
 
施工にあたり、お家のイメージをあまり変えたくないとのことでしたので、外壁をはじめ、付帯部も入念に色合わせをしイメージの変わらない仕上がりとなりました。
特に、割れてしまった箇所をお気になされていたので、完全な復元は難しいですが、その部分の補修もわからくなったとご満足いただけました!
初めての外壁塗装で不安もあったが、作業も細かく、丁寧にやってもらって最高だったとのご感想を施主様からいただき、大変うれしく思います!
 
この度はご依頼ありがとうございました!
またご依頼いただけることを楽しみにしております!
 

熊谷市 記念撮影熊谷市 記念撮影