縦目地・サッシ周りコーキング打ち替え工事

伊勢崎市にてコーキング(シーリング)打ち替え工事をご依頼いただきました！

 

 
●サイディングボードの間やサッシ周りに充填されているコーキング。
コーキングのひび割れや剥離に気付き、外壁塗装を考える方も多いのではないでしょうか？
今回ご依頼いただいた経緯もコーキングの劣化が多く見受けられ、雨漏りなどのご不安からでした。
 
◎そもそもコーキングの役割って？◎

雨水の侵入を防ぐことはもちろんお家の緩衝材の役割があります。
建物は地震・風・気温の変化などなどでわずかに動くことがあります。
その動きに対して、コーキング材の伸縮性で、動きに追従、外壁材の割れや破損を防ぐ役割も果たします。
コーキングは紫外線により硬くなる性質があり、時間とともに硬化し劣化していきます。
硬化した結果、コーキング自体のひび割れや剥離の発生、さらにコーキングの追従効果が発揮できずに外壁と外壁がぶつかりあい外壁の割れなどにつながっていきます。
以上のようにコーキングの役割はお家を健康的に保つために非常に重要となります。

それでは今回工事の流れを紹介していきます。

  
目次
 
１：足場組立
２：足場完成
３：コーキング撤去
４：清掃・養生
５：ボンドブレーカー貼付　◎三面、二面接着について◎
６：プライマー塗布
７：コーキング充填
８：コーキングならし
９：マスキング撤去
１０：コーキング完了
１１：足場解体
１２：引き渡し
  

１：足場組立

従来通り、初めに足場を組み立てていきます。
外壁塗装ではお馴染みの足場。
高所部分もあるため、コーキング工事でも安全かつ丁寧に施工するため必要になります。
 

 

２：足場完成

足場が組み終わりましたら、飛散防止のためのメッシュシートをかけていきます。
風の強い日はメッシュシートを外し、風で足場が煽られ、外壁が破損しないように、また足場の倒壊防止に努めていきます。
 

 

３：既存コーキング撤去(コーキングカット)

まずは古くなったコーキングを外していきます。
コーキングの両端をカッターで切り、抜いていくイメージになります。
コーキングの劣化が著しいと、ボロボロと崩れてなかなか撤去できないことがあります。
するっと撤去できた時は気持ち良いものです。
 

 

４：清掃・養生

撤去が完了したら、マスキングテープで外壁にコーキング材が付かないように養生や、撤去後にハケで清掃していきます。
埃やコーキングの破片などのゴミがあるとしっかりと密着しないため入念に清掃していきます
 

 

５：ボンドブレーカー貼付

次にボンドブレーカーという三面接着防止テープを貼っていきます。
 
◎三面、二面接着について◎
コーキングは三面接着と二面接着という概念があります。
コーキングを四角で考えた時に
・三面接着→表面は露出、他三面は接着
・二面接着→表面露出、背面未接着、両端が接着
 
結論からいうと二面接着が好ましいです。
接着面が多い方が良いのでは？と思う方もいると思います。
 
しかし、先述したようにコーキングには追従性があります。
そのため、三面で接着していると追従性が制限され早期の割れに繋がっていきます。
文面ですとわかりづらいと思いますので、図を描いてみました。
良かったら見てみてください。
 

 

６：プライマー塗布

次にプライマーという密着をよくする下塗りをハケで塗布していきます。
このプライマーが不足すると早期のコーキング剥離が発生します。
そのためプライマーはとても重要です。
縦目地もサッシ周りも同様の工程となります。
 

 

７：コーキング充填

プライマーが乾いたら、コーキングを充填していきます。
コーキングにも色々とあります。
内装に使われるもの、水回りに使われるものであったり、塗装のできないコーキングであったりとかなりの種類があります。
今回は高耐久、高機能のシャーピーDry Saraというコーキング材を使用しました。→こちらは変性シリコンというタイプで乾燥後の塗装が可能です。
特に今回はコーキング工事のみとなりますので高耐久のコーキングを使いました。
 

 

８：コーキングならし

コーキングの充填が終わりましたら乾く前にならしていきます。
充填したままでは見た目も機能性も良くないのでしっかりとならしていきます。
中の空気を抜くように、またしっかりと充填されるよに丁寧にならしていきます。
 

 

９：マスキング撤去

ならしを終えたらマスキングを剥がしていきます。
こうすることでコーキングがキレイに仕上がります。
コーキングは乾燥に時間がかかるので、すぐに触ってしまうと崩れてしまいますので、触りたい気持ちは抑えて、乾燥を待ちます。
 

 

１０：コーキング完了

コーキングが乾いたら完成になります。
新品のコーキングは輝きがあって良いですね。
これで雨水の侵入はもちろん、外壁の動きへの追従も安心です！
 

 

１１：足場解体

全体のチェックが終わりましたら足場解体となります。
最後にゴミが落ちてないか、汚れていないか、破損した箇所はないかなど確認します。

 

１２：引き渡し

問題が無ければ工事完了となり、無事お引き渡しとなります！
 
☆サービス工事☆
こちらはお客様よりご要望のあった、テレビアンテナに隠れていたコーキングも移動し打ち替えております。※ビス穴はコーキング処理で塞いでおります。

 
また、外壁に発生したクラックも補修させていただき、ベランダのポリカも外れている部分がありましたので手直しいたしました。

 
お客様より細かく丁寧に施工してもらい、また色々と要望を聞いてもらいとても良かった。
また施工前もしっかりと説明してもらい安心して、任せられた、外壁塗装をする時もお願いしたいとのお声をいただきました！
大変、光栄に思います！
 
外壁塗装のサインとして、色褪せや、外壁の藻カビの発生が最初に上がってきますが、それくらいだったらと気にしないという方も多いかと思われます。
しかし、コーキングなどの「破損」が出てくると「雨漏り」を連想してしまい不安になりますよね。
もちろん、外壁塗装とセットで施工することがコストパフォーマンスとしても良いとは思いますが、不安の解消という点において、コーキング工事だけを選択することも良いかと思います。
当社ではコーキング工事など部分的な工事も承っておりますので、ご不安や疑問点があればまずはご相談ください！
 
ご依頼ありがとうございました！
またのご依頼お待ちしております！