外壁・屋根塗装、屋根補修、基礎塗装工事

太田市にて外壁・屋根塗装工事のご依頼をいただきました!

 

外壁ビフォー外壁ビフォー

外壁アフター外壁アフター

 

屋根ビフォー外壁ビフォー

屋根アフター外壁アフター

 

基礎ビフォー外壁ビフォー

基礎アフター外壁アフター

 

ベランダビフォー外壁ビフォー

ベランダアフター外壁アフター

 
●サイディングボードの間やサッシ周りに充填されているコーキング。
コーキングのひび割れや剥離に気付き、外壁塗装を考える方も多いのではないでしょうか?
今回ご依頼いただいた経緯もコーキングの劣化が多く見受けられ、雨漏りなどのご不安からでした。
 
◎そもそもコーキングの役割って?◎

築年数が経過し、屋根が気になっていたところ、ご依頼いただきました!

ドローンにて屋根を確認したところ屋根材のスレートに藻・カビの発生、色褪せ、割れのが見受けられました。
外壁部分は大きな痛みはありませんでしたが、色褪せが見受けられました。

スレートは屋根材の一種で日本の住宅によく見られます。
厚さが5㎜ほどで紫外線や雨の影響を受けやすいため、経年劣化でひび割れ、割れが発生します。

普段は屋根を見ることが難しい住宅がほとんどだと思いますので、そろそろかな?と思ったら一度点検をおすすめします。
割れているからといって、すぐに雨漏りということにはなりませんが、絶対ということも言えませんので、気にしてみてください。

それでは今回、工事の内容を紹介していきます。
  

屋根 割れ屋根 割れ

屋根 クラック屋根 クラック

屋根 クラック屋根 クラック

屋根 クラック屋根 クラック

施工前 外壁 剥離施工前 外壁 剥離

施工前 雨樋施工前 雨樋

施工前 チョーキング施工前 チョーキング

  
目次
 
1:足場組立
2:足場完成
3:洗浄
4:養生
5:屋根補修
6:屋根下塗り
7:屋根中塗り ◎遮熱について◎
8:屋根上塗り ◎縁切りについて◎
9:ガスケット(乾式コーキング)下地処理  ◎ブリード現象について◎
10:外壁下塗り
11:外壁中塗り
12:外壁上塗り
13:付帯部塗装
14:養生ばらし、配線取付
15:完工チェック
16:足場解体
17:お引き渡し(完了)
  

1:足場組立

作業に必要な足場の組立になります。
お庭のウッドデッキが足場組立に干渉してしまうため、移動していきます。(足場解体後元に戻します)
屋根は勾配(傾斜)が大きくなると屋根上での作業が困難になるため、屋根自体に足場を設置する屋根足場が必要になります。
※目安としては6寸勾配以上~になります。
今回は6寸勾配でしたので、屋根足場の設置はありません。
屋根足場が必要な場合は別途足場費用がかかってしまいますので注意が必要です。
また、屋根勾配が大きい(急勾配)メリットは水はけが良かったり、雪が積もりにくかったりと様々な理由がありますので
お家の勾配がどれくらいか気になったら、新築時にもらった図面を見てみると確認ができると思います。
 

デッキ移動

足場組立

足場組立

足場組立

足場組立

足場組立

 

2:足場完成

足場が完成しました。
足場には飛散防止のメッシュシートをかけます。
足場が完成すると工事をするという実感が湧きますね。
 

足場完成

足場完成

足場完成

足場完成

足場完成

足場完成

 

3:洗浄

屋根、外壁の洗浄作業になります。
高圧洗浄により屋根・外壁の長年の流れを落としていきます。
藻・カビというと外壁より屋根に顕著に現れますので、屋根の洗浄後はよりキレイに感じますね。
ついでに雨樋内もほこりなどのゴミが溜まっていますのでキレイにしていきます。
 

洗浄

洗浄

洗浄

洗浄

洗浄

洗浄

 

4:養生

洗浄後、乾燥しましたら塗料が付かないように養生をしていきます。
サッシ等は洗浄後とは言え、埃などがたまりテープが張り付きづらくなるため、養生前に清掃をします。
玄関前に引いている緑のシートはノンスリップシートといって、その名の通り滑らないシートになります。
お客様がよく通る箇所に敷設します。
通常の「マスカー」と呼ばれる透明なシートはビニールのため滑りやすいです。
そのため、お客様がよく通る箇所にはノンスリップシートやブルーシートで養生します。
※マスカーは基本的には窓などのに使用します。
 

養生

養生

養生

養生

養生

養生

養生

養生

 

5:屋根補修、屋根下地処理

養生は完了しましたら、屋根の割れを補修していきます。
割れたまま塗装しても、後にすぐ割れてしまうためコーキング材にて補修して割れを塞いでいきます。
また、棟などの鉄部は磨いて密着を良くしていきます。
 

屋根補修

屋根補修

屋根補修

屋根補修

屋根補修

屋根補修

 

6:屋根下塗り

補修が完了し、補修部が乾燥しましたら、屋根の塗装に入ります。
3回塗りの工程となります。
屋根の形状は「寄棟」というタイプになります。
屋根の先端に雨樋があるため、雨樋の中に塗料が付かないように雨樋にも養生をしていきます。
塗装は基本的には上から下に塗っていきます。
屋根→外壁2階→外壁1階のイメージ 
スレート屋根には「シーラー」という密着力を高める塗料を使います。
 

屋根補修

屋根補修

屋根補修

屋根補修

屋根補修

屋根補修

屋根補修

 

7:屋根中塗り ◎遮熱について◎

下塗りが乾いたら、中塗りになります。
この中塗りから選んだ色になっていきます。
今回は「ライトグレー」を選ばれました。
屋根は基本的に黒や茶色などの濃い色が多いと思いますが淡い色にもメリットはあります。
その理由は「遮熱率」の違いです。
極端に言いますと、黒と白の色では表面温度が変わってきます。
表面温度が変わるということはお家の中の温度にも少なからず影響は出てきます。
ただ、黒と白で室内温度が何度も変わるわけではないので、過度な期待は禁物です。
そういう効果があるんだなあ程度に思ってください。
一番はお好きな色を選ぶことだと思います。
 
◎遮熱について◎
遮熱とは太陽からの放射熱(赤外線)を反射することを指します。
反射することにより熱の侵入を防ぎ表面温度の上昇を抑える役割があります。
遮熱とは別に断熱というものがあり、遮熱とは別のメカニズムで熱を抑えます。
 

屋根中塗り

屋根中塗り

屋根中塗り

 

8:屋根上塗り ◎縁切りについて◎

中塗りが乾いたら、上塗りに入ります。
塗り残しがないようにしっかりとチェックしながら上塗りを進めていきます。
塗料が乾いたら縁切りという作業をします。
 
◎縁切りについて◎
スレート材下部(屋根材先端)は通常隙間が空いています。
こちらの隙間は侵入した雨水を排水するためにあえて隙間が設けられております。
塗料によりこちらの隙間が閉じてしまい、雨水が滞留し雨漏りに繋がってしまうため(毛細管現象)屋根材の先端の塗料を切り雨水の逃げ道を作ってあげることを「縁切り」と言います。
※スレート屋根塗装では塗装と縁切り(もしくはタスペーサー)をセットで施工してください。
 

屋根上塗り

屋根上塗り

屋根上塗り

屋根上塗り

屋根上塗り

屋根上塗り

屋根上塗り

屋根上塗り

 

9:ガスケット(乾式コーキング)下地処理  ◎ブリード現象について◎

屋根塗装が完了したら、外壁と接している下屋根という部分があるため、塗装した屋根に塗料が付かないように下屋根に養生をしていきます。
その後、外壁の工程に入ります。まずはガスケットと呼ばれる乾式コーキングの下地処理になります。
メーカーのお家によく見られるガスケット。
こちらは柔らかい湿式コーキングとは、また別の下地処理が必要になり、そのまま塗装してしまうと大変なことになります。
それがブリード現象と呼ばれるものになります。
その現象を起こさない様に専用の「ブリードオフプライマー」という塗料を塗布してブリードを防ぎます。
 
◎ブリード現象について◎
コーキング材に含まれる可塑剤(コーキングに柔軟性や加工性を加える添加剤)に塗料が付着すると化学反応を起こし、変色したりベタベタになったりします。
 

ガスケット

ガスケット

ガスケット

 

10:外壁下塗り

ガスケットの下地処理が完了したら、外壁の下塗りに入ります。
その前に、、、電気配線等の塗装に干渉してしまう部分を取り外していきます。
取り付けに使われていたねじを無くさないように慎重に外していきます。
塗装後に再度取り付けていきます。

外壁も屋根同様に3回塗り、下塗りには「シーラー」を使用します。
 

外壁下塗り

外壁下塗り

外壁下塗り

外壁下塗り

外壁下塗り

 

11:外壁中塗り

下塗りが乾燥したら、中塗りに入ります。
中塗りの工程が塗り残しが一番発生しやすいので、塗り残さないよう入念にチェックしながら塗装していきます。
 

外壁下塗り

外壁下塗り

外壁下塗り

外壁下塗り

 

12:外壁上塗り

中塗りが乾燥したら、上塗りに入ります。
外壁の最終工程になります。
中塗りと上塗りは同じ色になっているため、変わり映えがありませんが、上塗りをしていない箇所がないようにしっかりと仕上げていきます。
 

外壁上塗り

外壁上塗り

外壁上塗り

外壁上塗り

外壁上塗り

 

13:付帯部塗装

外壁屋根以外の塗れるところを塗装していきます。
お家によって付帯部は変わりますが、軒天井、破風板、雨樋はどのお家にもあるかと思います。
今回は軒天井、破風板、雨樋の他に帯板、シャッターボックス、換気フード、基礎、ベランダ床面を塗装しました。
 
塗装前に付帯部を磨いて塗料の密着を良くした後に塗装していきます。
基礎はクラックが発生しているため、クラック補修をしております。
ベランダはゴミなどが溜まりやすいため、塗装前にしっかりと清掃し、その後塗装していきます。
 

付帯部塗装

付帯部塗装

付帯部塗装

付帯部塗装

付帯部塗装

付帯部塗装

付帯部塗装

付帯部塗装

付帯部塗装

付帯部塗装

付帯部塗装

付帯部塗装

付帯部塗装

 

14:養生ばらし、配線取付

塗装工程がすべて完了したら、窓等の養生を取っていきます。
また、取り外した配線も戻していきます。
 

養生ばらし、配線取付

 

15:完工チェック

最後に塗り残しがないか、塗料が塗らない箇所についていないか等々、細かく確認していきます。
また、床タイル等破損がないかもチェックしていきます。
 

16:足場解体

完工チェックが完了しましたら、足場の解体になります。
せっかく塗装した外壁屋根を傷つけないように慎重に解体していきます。
 

足場解体

足場解体

足場解体

17:お引き渡し(完了)

足場を解体し、清掃をしたら完了となります。
足場が取れると、お家の全体像がはっきりと見られますので、塗装した実感を一番感じる時だと思います。
 
お家の劣化が気になりご依頼いただきしたが、いざ塗装をするとなるとお色で悩まれておりました。
数多くある色から悩まれることは当然かと思います。
現状に近い仕上がりにするか、それともガラッとイメージを変えてみるか、、、等々。
せっかく塗装するので失敗したくない!
そういったお悩みに少しでもお力になれるようにカラーシュミュレーションをさせていだだきました!
施工後のイメージに繋がってもらえると幸いです。
 
お客様より、施工前の打ち合わせから、施工中、細かく報告、丁寧に作業してもらい大変満足、これからも応援しています。
と大変励みになるお言葉をいただきました。
こちらこそご依頼いただきまして、ありがとうございました!
 
塗装をすると安心感、また新築のような外観のお家になるため満足感も出ますよね!
当社ではカラーシュミュレーションも行っていますので、色決めにご不安がある方も是非ともご相談ください!
 

お引き渡し(完了)

お引き渡し(完了)

お引き渡し(完了)

お引き渡し(完了)

お引き渡し(完了)